伝統医療の専門家になる|アスリートのヘルプとなるスポーツ整体|頼れる存在
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伝統医療の専門家になる

鍼灸

ツボを刺激して健康に

伝統的な東洋医学によれば、人体には経絡と呼ばれる組織があり、これに沿って「気」や「血」が流れることで心身の健康をコントロールしているとされています。この経絡が身体の表面にあらわれる部分を俗にツボといい、適切な刺激を与えることで体調を整えたり、健康を増進したりすることができると考えられています。このような理論に基づいて発達した医術を、鍼灸といいます。鍼は針をうつことで物理的な刺激を、灸は乾燥した植物を燃やすことで熱刺激をそれぞれ与え、体調不良等を改善に導きます。いわゆる薬漬け医療等の反省から、鍼灸は人体の自然治癒力を引き出す「やさしい治療術」として見直されるようになっています。そのため、これを職業とする鍼灸師にも人気が集まっています。

養成施設で3年以上学ぶ

鍼灸師は、鍼師と灸師という2つの国家資格の総称です。職業とするにはそれぞれの国家試験に合格する必要がありますが、同じ養成施設で勉強できることから両方を取得し、鍼灸師として開業する人が少なくありません。鍼灸師の養成施設は大学・短大・専門学校等で2016年現在で全国に80校あまり存在します。伝統的に視力障がい者の生計維持手段として活用されてきたことから、盲学校の数が多いのが特徴となっています。学習期間は高校卒業後3年以上と定められています。資格取得後は鍼灸院と呼ばれる治療施設に就職するのが一般的な進路ですが、個人で開業する人も相当数に上ります。美容目的で鍼灸を行っているエステサロンなどで活躍している人もいます。